~時短~ ミニマリストならぬ 時間のマキシマリストを目指して

 この地球に与えられた時間は、1日24時間。

これは、全員に平等に与えられた時間。

 

言い方を変えると、決して増やすことはできません。

寧ろ、人生という視点で見ると、時間は減り続けます。

 

人の死亡率は100%。

人は必ず死にます。

人は生まれた瞬間に、いつか死ぬその時までのカウントダウンが始まります。

お金や土地、株や事業は増やす、或いは拡大させることができる資産ですが、時間だけは増やすことができない資産です。

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 涼風さんによる写真ACからの写真

 

だから時間は貴重であり、時は金なり、などと例えますし、寧ろ、時は金以上の価値があるのです。

 

 そんな貴重な時間を、増やす方法があります。

いや、正確に言うと、最大限活用する方法があります。

 

それが「時短」です。

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紺色らいおんさんによる写真ACからの写真

 

一日24時間ですね。

ここから睡眠、食事、トイレ、歯磨き、仕事の時間を引くと、いったい何時間残るのでしょうか。

 

私はその残ったわずかな時間をいかに有効活用するか、が人生を攻略するポイントになるのでは無いかと考え、時短をテーマに自身を実験台として行動してきました。

 

 私が行っている時短7選をご紹介します。

因みに、時短が当たり前になると、時間管理が身に付き、最近の在宅勤務で時間を持て余すというよ様な事態をかなり回避できます。

  

 

第7位 階段の活用

ズバリ下半身の筋トレの代用です。

(ただし、ムキムキ目指している人は、迷わずジムへ行ってください)

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 DR_ACさんによる写真ACからの写真

 

2016年頃から、身体を引き締める目的で筋トレを行っているのですが、海外出張生活でしたので、当時はホテルのジムを利用していました。

しかし、ジム活用の場合、

  行くための着替えやら飲み物準備やらだけで5~10分程度かかる

  ジムに行っている間、他のことが全くできない

という非効率があり、でなかなか続きません。

  「ジムへいくからこれを終わらせよう」とか、

  「この後○○の予定があるから、今日はジムに行く時間がないな」

などなど。

 

1年間ほどはジムへ行っていましたが、その後、段々とホテルの部屋の中での自重トレーニングへシフト。

2019年より日本での生活に戻り、それまで自宅以上の広さの部屋を独り占めしていた生活から一転、家族との生活に戻ります(これが普通だったんですが)。

時間も場所も、それまでのホテル生活の様な自由度はありません。

 

そこで、普段会社で使っているエレベーターを使わずに、階段を使うことにしました。

普段での会社生活のついでとして取り込むことにより、結果的に、自宅でのトレーニング時間が減り、家族との時間が増えました。

 

会社のデスクは5階にあるので、エレベーターの待ち時間を加味すると、時間的にも変わらないですし、疲れすぎない階数だったのが功を奏したのだと思います。

階段を使い始めて数週間で息切れも減り、辛いと思わなくなりました。

最近はお尻や太ももの裏など、各部位を意識して昇ることにより、効率化を図っています。

因みに今は在宅勤務も多いと思いますので、通勤に使っていた時間の一部を、自重トレーニングに充てても良いと思います。

 

 

第6位 髪の毛のセルフカット

-2時間/月

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 本気のくまにゃんさんによる写真ACからの写真

 

男性なら、1か月、長くても1.5か月に一度は散髪すると思います。

私は短髪なので、1か月に一度は切ります。

ずっと海外出張生活だったので、散髪は現地の理髪店が多かったのですが、日本での生活に戻り、そのギャップに驚愕。

当時は、フィリピン人が経営する理髪店でカットしてもらい、早ければ予約なしで15分で完了。滞在ホテルから行って帰ってきて20分程度。

一方、日本の普通の美容室や理容室は、洗髪やらマッサージやらサービスが良いけど、カットで4000円程度と高い上に時間がかかる。

その上予約も必要。

激安店では安くて速いが、予約ができないために並ぶ時間が長い。

そこで考えたのが、バリカンでセルフカットです。

今は数千円からいろんなアタッチメントで長さ調整できるバリカンが豊富なので、気軽に試せます。

最悪丸刈りにすればよいかな、程度の軽いのりで試したら、結構思った通りに仕上がりました。

若干、最終微調整などは妻に見てもらいますが、準備から掃除完了まで1時間程度で終わります。

カットしている間も家族との会話ができますし、正味時間の短縮以上の効果がありす。

 

 

第5位 ひげを生やす

-0.05時間/日

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 acworksさんによる写真ACからの写真

 

これは、私の海外出張生活が本格化した2011年ごろから実践していますが、当初の目的は時短ではありませんでした。

初めは、彫りの深い外国人に比べ、童顔に見える日本人がナメられないための手段。

結果的に、ひげのトリミングは週一度で毎日のひげ剃り時間約5分間が不要になりました。

今では、時短のためにひげを剃らないですね。

 

   

第4位 有給休暇最大取得

12日間/年

一昨年まで6日間/年程度の有給取得

昨年度18日間取得。

政府が推奨する、働き方改革の勢いに乗り、昨年度の後半だけで18日間取得することに成功しました。

有給休暇を含んでの給与所得ですから、有給休暇を取らずに流れてしまっているという事は、自ら時給を下げていることになります。

今年度は20日間取得します。

  

 

第3位 通勤時間削減

ー0.5時間/日

私は公共交通機関で通勤していますが、乗り継ぎ方法によって、片道15分間くらいの差があります。

乗り継ぎの良い組み合わせは、1時間に1本程度であり、出勤時は合わせることができても帰宅時間がなかなか難しかった。

しかし、次に説明する残業時間ゼロにより、乗り継ぎの良い交通機関を狙うことが可能になりました。

最近比較的大きな都市では在宅勤務が主流になり、通勤時間自体がゼロの方多いですね。

これが恒常化することを切に願います。

 

 

第2位 残業時間削減

ー2時間/日

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 acworksさんによる写真ACからの写真

 

昨年まで、出張で年間7~8割を海外で過ごしていましたが、今はほぼ日本。

海外生活で、人の目を気にするという習慣が薄れてきていたため、タイミング的に良かった。

それまで平均2時間ほど行っていた残業を、思い切ってゼロにしてみました。

とにかく、定時になったら余程急ぎの仕事がない限りは帰る。

残業時間よりも大切なのは家族との時間。

 

とは言え、日本は残業して当たり前のような文化は未だ根付いていて、私の職場も例外ではありません。

 

幸いにして、自分より役職の高い同僚が、毎日1時間程度の残業で毎日帰宅。

その同僚より仕事量が少ない自分が残業するのはおかしい、と毎日自分に言い、定着させました。

 

 

第1位 平日禁酒

ー2.5時間/日

私はお酒が好きで、かつては、ウィスキー700mlを2日で空けていました。

そしてほぼ休肝日なし。

毎日2~3時間は、お酒に時間を捧げていたと思います。

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雰囲気イケメンさんによる写真ACからの写真

 

ある日、投資に目覚め、勉強を始めます。

収入源が給与所得だけでは、人生設計としてはリスクが高いと考えたからです。

 

私自身の慎重な性格もあり、初めはバーチャルで株の取引きゲームをしていました。

いよいよ実際の取引を行ってみたいと考えたのですが、妻の理解がなかなか得られません。

投資=ギャンブルという図式が妻には強く、投資の話をする度に衝突する日々。

 

ただ、衝突する度に話題になるのが、子育てのことや日々の生活に関する事でした。

本当に投資自体が食わず嫌いである部分もあるが、衝突の根本は違うと考えたのです。

相手の不安、不満が何なのか。

もっと掘り下げると、相手の関心ごとが何で、それがどの程度満たされているのか。

  

私は、家族のための時間をもっと増やすことに決めました。

その時間で相手が何に関心を示し、それが満たされているのか、をもっと考える時間を作るために。

 

何かの時間を増やすには、他の何かの時間を減らすしかない。

そこで私は、お酒の時間を減らすことに決めます。

具体的には、月~木は全く飲まず、週末だけ飲む事に決めたのです。

 

それまで、休肝日を取ることすら中々できないくらい、お酒に対しては意思が弱かったのですが、今回は違いましたね。

投資、という新しい事のきっかけが、自分のため、そして家族のためであり、平日禁酒がその価値観の中の、非常に多くの場面に繋がる出来事でした。

 

 以上が私の時短7選です。

 

第7位 階段の活用 

第6位 髪の毛のセルフカット

第5位 ひげを生やす

第4位 有給休暇最大取得

第3位 通勤時間削減

第2位 残業時間削減

第1位 平日禁酒
 
自分の 時間を増やすには、今費やしている時間を減らすしかありません。

 

時間を節約することで、人生の時間を最大化(マキシマイズ)することを日々考えています。

だいぶ余分な時間を削ぐことができたため、最近は隙すき間時間の活用を行動に加えました。

一つでも参考になれば幸いです。

 

皆さんの時短をコメント欄で紹介頂けたら、私も実践してみようと思いますので、ぜひお願いします。