お金の貯め方
生きるちから「テクニック~お金の貯め方~」編です。
私は、かれこれ20年近く、手取り収入の4~6割を貯金してきました。
その間、少しずつやり方を変えてきて、最も上手くいったという方法を紹介します。
正直、地味ですが、恐らく、誰もが10年で貯金1000万円を構築できる方法です。
年収400万円の人でも、早い人は5年でも達成可能でしょう。
ポイントは以下の3ステップ。
1. ひと月の支出をだいたい把握する。
2.銀行口座を準備し、以下の項目に分ける。
1)生活費
2)趣味・交際
3)貯蓄
3.固定費削減
以下、具体的な説明です。
1. ひと月の支出をだいたい把握する。
最も重要なのは、支出の把握です。
だいたいで良いので、先ず現状を知ることが最も重要。
何故なら、お金が貯められない多くのケースが、支出を把握していないから、と言っても過言ではないからです。
人によって、主に現金で支払う人、クレカ(クレジットカード)や電子マネーなど、キャッシュレスの人といますが、この段階では気にしない。
現金派の方も、ある程度お金の管理ができてから、キャッシュレスに切替必要ですが、その前に切り替えると、現金以上に使ってしまう恐れがあるためです。
具体的には。。。
現金派:
①目的毎複数回に分けて銀行口座からお金を引き出す。
②引き出す度に、通帳を持って行って、必ず記帳する。
③通帳の、引き出した行の右端へ、何の目的で引き出したか書く※。
※未記帳の行にはみ出さないように注意
④1か月経ったら、引き出したお金を計算する。
キャッシュレス派:
①~③は現金派に同じ。
④1か月分の請求書をざっくり分類毎に分けて、計算する。
出来れば過去1年分の、項目ごとの支出金額の把握がベストですが、
先ずは始めて、続けます。
最低3か月間の支出情報が蓄積されたら、月ごとの平均等を出して、支出の把握は完了。
エクセルやスプレッドシートなどの表計算ソフトを使ってもいいですし、マネーフォワードという、無料の家計管理アプリがあるので、それを使うと便利です。
因みにわが家はエクセルでまとめています。
この際、生活費を、食費、家賃、水道・光熱費、通信費、教育費、小遣いくらいに分けましょう。
毎月の支出が収入を上回っている場合、支出を減らすか収入を増やすかのどちらかが必須になります。
圧倒的、に支出を減らすほうが簡単。
何故なら、収入を簡単に増やせる人は、赤字家計にはなっていないはずだから。
これ以降は、固定費削減で説明します。
2.銀行口座の準備
ポイントは、なるべく毎月自動で各口座へ入金される様に設定すること。
2つ銀行を選んで、口座を準備します。
既にある口座で問題なし。
これから作る人は、ネット銀行とゆうちょ銀行辺りがおススメ。
ネット銀行は、コンビニなど、どこでも入出金が可能で、パソコンやスマホで管理が可能。
手数料無料となる条件などを加味して決めるとベター。
但し、0.02~0.03%程度の違いなら、こだわらない。
仮に100万円を1年預けても、違いは200~300円。
ゆうちょ銀行は、全国どこのゆうちょのATMでも無料で入出金できて、ネット銀行との連携が強い傾向にある。
1つ目の口座は、生活費の口座。
給料が振り込まれる口座もこちら。
もう一つは趣味・交際費と貯蓄用の口座。
総合口座にして、趣味・交際費を普通口座へ、貯蓄用の口座を積み立て型の定期預金口座へ入れます。
お勤めの会社によっては、給与を2つの口座へ分けて振り込んでくれるところもあります。
その場合は、初めから上記2つの区分で入金されるように設定。
そうでなければ、毎月給与日に、給与入金口座から、趣味・交際費及び貯蓄用の口座へ移動させる。
給与が振り込まれたら、生活費を引き出す前に行うことがポイント。
この時、手数料を払う様な時間帯は避ける。
3.固定費削減
おススメの固定費削減は、
1.携帯代:格安SIM活用
2.保険:
医療保険は不要、生命保険は掛け捨て、車両保険不要、火災保険
3.自動車:
2台→1台→0台へ、中古コンパクトカーへ買い替え、など
4.家賃: 家賃交渉
5.電気代: 電気会社変更
具体的な方法は、別の記事で紹介します。
今回はこの辺で。
参考になれば幸いです。